プログラム例
アンカーでは下記のような訓練を行っております。
また、定期的に利用者様にヒアリングを行い、プログラムの改善も行っております。
精神科医による講義
精神科医である山口先生の講義、診察の中で聞けない事や機会があれば聞きたかったことが聞けます。「ストレスの対処法」「精神疾患」「発達障害」など
講義の前後には質問タイム、聞けなかった質問はあとで聞くことも可能です
病気や障害とうまく向き合いながら就職し、継続する方法が見えてくるかもしれません。
pcワーク
Word・Excelのによるビジネス文書作成や、タイピング速度を上げる訓練等を行っております。
元々のスキルや習熟度合いに合わせて、簡単な文章入力から関数を用いた表づくり、できる方は問題作成などにも携わっていただいています。カリキュラムだけでなく個別でも取り組んでいます。
説明を受けてできる⇒自分で調べてできる⇒自分でイメージしてできる
できる事が増えることは気分の安定につながるかもしれません
パソコンを一度も触った事がない方でもご安心下さい。
在宅でのサポートの中でオンラインソフトzoom・google meetsの利用の方法なども実際にカリキュラム内で使いながら取り組んでいます
MOSの資格を取得される方の応援なども行っています。
検索・発表プログラム
決まったテーマに合わせて、自分自身で資料を作り、発表するカリキュラムです。
人前で話すのは抵抗がある方は、まずは調べるだけ、資料を作るだけでもOK。聞くだけでもOKです。
段階的に質問してみる。自分で話すことをしていくことで、コミュニケーションスキルのアップを図っていきます。
話題を増やすことで世間話スキルも自然と高まってくると思います
福祉講座
病気や障害をオープンにして働く方法、クローズで働く方法、ハローワークでの登録等の法令・制度を学んでいきます。「障害者手帳のメリット・デメリット」についても触れていきます
職業プログラム
自分自身が取り組みたいことをイメージしてトレーニングするカリキュラムです。
「事務編」pcを使ったワードやエクセルの課題に取り組んでいきます。また実際の電話に出ることなども練習できます。
「作業編」ピッキングのキットなどを使って、数字や英語など書かれた商品をより早く選別できるかをトレーニングしたり、作業系の仕事で必須となる体力づくりなどを行います。
合同面接会などの対策や模擬面接などにも力を入れ、履歴書の記載や職務経歴書を書くことなどもサポートしていきます
ソーシャルスキルトレーニング(SST)
実際の仕事や生活の場面を想定したテーマを決め、自分の行動について「問題解決技法」を用いながらメリット・デメリットについても検討していきます。
教科書的な方法論ではなく、自分でやりやすい方法、調子のいい時はこんな感じ、仲間がいればこんな感じと状況に合わせて考える力が付くと思います。
「実は嫌なことを断る」「たまった仕事の頼み方」「職場の飲み会のうまい断り方」などの出来そうでできないことにスポットを当てていきます
ビジネスマナー
「身だしなみ」「挨拶・敬語」「電話応対」「顧客対応」「ビジネス文書・メールのマナー」等仕事をしていくうえで基礎となるマナーを身に着けて頂きます。
社会人的なマナーを学ぶだけでなく、わからないことを聞ける形で気になる事、自身がないことをなどをみんなで習得する形です。
気楽にできるように「あそび」の要素も取り入れています
認知行動療法
自分自身の気分の落ち込みに着目して、理論的に対策を立てていきます。7コラム法・活動記録表・問題解決技法などの方法を学んでいきます。
約半年くらいで一通りの手法を行い、その後は習熟を目指します。
うつ傾向のある方には服薬と同じくらい効果があると言われていることもあります。
運動プログラム
体力づくりも仕事をする上では欠かせません。取り組みやすい散歩からジムのトレーニングまで、個人のペースで取り組んでください。3か月ほどでダイエットに成功した方もいます。
※新型コロナウィルスの影響のため、現在別プログラムで進めています。
レクリエーション
「他の利用者さんと仲良くなれるか不安」、「既に仲の良いグループ等があったら入りにくい」等の不安をご相談頂く事もありますが、アンカーでは、他の利用者やスタッフとの親交の場として季節毎のイベント等を設けております。
また、レクについてはメンバー中心に「やりたい事」「行きたい場所」を決めています。慣れてくれば幹事役なども取り組むことができ、自然にコミュニケーション力を身に着けられると思います